「家族や親族だけでアットホームな結婚式を挙げたいけれど、費用が心配…」そんな風に思っていませんか?
ご安心ください。親族だけの結婚式は、費用を抑えつつ、決してチープに見えない感動的な一日を叶えることができます。
この記事では、家族・親族婚を安く賢く実現するための具体的な「裏ワザ」を10選ご紹介。さらに、少人数だからこそできる素敵な演出や、節約してもゲストに喜ばれるポイントまで、プロの視点でお伝えします。
費用を抑えながらも、心に残る親族婚を実現するヒントがここにありますよ。
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家族・親族だけの結婚式のメリット

親族だけの結婚式は、費用を抑えるだけでなく、実はたくさんの魅力が詰まっています。お二人とゲストにとって、忘れられない一日を創り出すことができるんです。
少人数婚だから自由度が高い
大人数の結婚式では難しい、型にはまらない自由なスタイルが実現できます。
例えば、ゲスト一人ひとりとゆっくり会話を楽しんだり、感謝の気持ちを丁寧に伝えたりと、アットホームな雰囲気の中で心温まる時間を過ごせるでしょう。
準備期間も短縮でき、お二人の負担もぐっと軽くなりますよ。
会場選びに困らない
少人数だからこそ、会場選びの選択肢がぐっと広がります。
大人数では貸し切りが難しいレストランや、格式ある料亭、隠れ家のようなゲストハウスなど、お二人のイメージにぴったりの場所が見つかりやすいでしょう。
予算を抑えつつも、理想のロケーションで特別な一日を過ごすことが可能です。
家族・親族だけの結婚式を安くする裏ワザ10選

親族だけの結婚式は、大人数での披露宴に比べて費用を抑えやすいのが大きな魅力です。
しかし、さらに費用を賢く節約し、安くても満足度の高い一日を実現するための裏ワザがあります。
これからご紹介する10のポイントを参考にしてみてください。
①人気のシーズンをずらす
結婚式の費用は、時期によって大きく変動します。特に春の桜の季節や秋の紅葉シーズンは、気候が良く人気が高まるため、会場費やプラン料金も高めに設定されがち。
そこで狙い目なのが、夏(7月~8月)や冬(12月~2月)といったオフシーズンです。
この時期は、結婚式を挙げるカップルが比較的少ないため、会場側も割引プランや特典を用意していることがあります。
真夏はガーデンウェディングを諦めるカップルもいますが、室内での会食を中心にするなら問題ありません。ここは、上手く発想を転換して、2人でアイデアを出し合ってみましょう。
②割引やキャンペーンを利用する
結婚式場は、様々な割引やキャンペーンを定期的に実施しています。これらを上手に活用することは、費用を抑える上で非常に効果的です。
例えば、「少人数婚専用プラン」や「直前割」、「平日限定プラン」など、親族婚に特化したお得なプランが用意されていることがあります。
また、ブライダルフェアに参加すると、その場で契約することで適用される特典や、料理の試食、ドレスの試着といったサービスが無料で受けられることも多いです。
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③曜日やお日柄・時間を指定しない
結婚式の人気のある日程は、費用が高くなる傾向があります。一般的に、大安や友引といったお日柄の良い土日祝日は、予約が集中し費用も高めです。
費用を抑えたい場合は、平日や仏滅、または午後からの開始など、人気が集中しない時間帯を選びましょう。
親族だけの結婚式であれば、ゲストの都合も比較的合わせやすく、平日の午後からの会食であれば、午前中にゆっくり準備ができ、夕方にはお開きとなるため、遠方からのゲストも日帰りで参加しやすいメリットもあります。
日程の柔軟性を持つことで、費用を大幅に節約できる可能性があります。
④過度な演出を控える
親族だけの結婚式は、アットホームな雰囲気が魅力です。豪華な演出をたくさん盛り込むよりも、ゲストとの温かい交流や会話を大切にすることに重点を置くのがおすすめです。
例えば、派手な映像演出やキャンドルサービス、お色直しを複数回行うといった演出は、それぞれに費用がかさみます。これらを控えることで、演出費を大幅に削減できます。
代わりに、ゲスト一人ひとりに感謝の気持ちを伝える時間を設けたり、思い出の写真をスライドショーで流したりするなど、シンプルながらも心に残る演出を検討してみてはいかがでしょうか。
本当に大切なものに絞ることで、費用を抑えつつも、よりお二人らしく、温かい結婚式を実現できます。
⑤持ち込みや手作りを積極的に
結婚式のアイテムを外部から持ち込んだり、自分たちで手作りしたりすることで、費用を節約できる可能性があります。
例えば、ウェディングドレスやタキシード、アクセサリーなどの衣装をレンタルではなく購入し、持ち込むことで費用を抑えられる場合があります。
また、招待状や席次表などのペーパーアイテム、ウェルカムボード、会場の装飾品などを手作りすることも、コスト削減になります。
ただし、式場によっては持ち込み料が発生する場合もあるため、事前に必ず確認が必要です。手間はかかりますが、お二人らしさを表現でき、思い出深い結婚式になるでしょう。
⑥引き出物は後日配送にする
結婚式当日に引き出物をゲストに渡すと、持ち運びの手間や荷物になることを考慮し、大きめの紙袋を用意したり、式場での管理費が発生したりすることがあります。
そこで検討したいのが、引き出物を後日ゲストのご自宅へ配送する方法です。
最近では人気の方法で、ゲストは手ぶらで帰ることができ、持ち運びの負担がなくなります。
また、式場での引き出物の管理やセッティングにかかる費用を節約することも可能です。
また、オンラインで選べるギフトカタログを贈るサービスも増えており、ゲストが好きなものを選べるメリットもあります。配送費用はかかりますが、全体的なコストとゲストの利便性を考慮すると、賢い選択肢と言えるでしょう。
⑦他の式場と相見積もりをとる
結婚式の費用は、式場によって大きく異なります。同じような内容のプランでも、価格に差があることは珍しくありません。
複数の結婚式場から見積もりを取り、内容と費用を細かく比較検討する「相見積もり」は、費用を抑えるための非常に有効な手段です。
見積もり書の内訳をしっかりと確認し、何にどれくらいの費用がかかるのかを把握しましょう。複数の見積もりを比較することで、交渉の材料にもなり、より良い条件を引き出せる可能性が高まります。
希望の条件を明確に伝え、納得のいくまで話し合うことが大切です。
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⑧装花にこだわらない
結婚式を華やかに彩る装花は、意外と費用がかさむ項目の一つです。特にメインテーブルやゲストテーブルの豪華な装花は、費用に大きく影響します。
費用を抑えたい場合は、装花のボリュームを控えめにしたり、季節の花やグリーンを多めに使ったりする工夫が有効です。
例えば、メインテーブルの装花はシンプルにし、ゲストテーブルには小さな花瓶に一輪挿しやミニブーケを飾るだけでも、十分におしゃれな空間を演出できます。装花にこだわりすぎず、全体のバランスを考えて費用を配分するとよいでしょう。
⑨会食を中心にする
親族だけの結婚式では、披露宴のような大規模なパーティー形式ではなく、美味しい料理を囲んでゆっくりと会話を楽しむ「会食スタイル」を選ぶことで、費用を大幅に削減できます。
会食中心のスタイルにすれば、余興や演出にかかる費用、会場の装飾費などを抑えることができます。
ゲストとの距離も近くなり、一人ひとりとじっくりと話す時間が増えるため、より親密な時間を過ごせるでしょう。食事と会話に集中できるため、形式ばった披露宴よりも、親族間の絆を深めることができるというメリットもあります。
美味しい料理と温かい雰囲気で、心に残る一日を演出しましょう。
⑩宴内人前式にする
挙式スタイルを工夫することも、費用節約の大きなポイントです。チャペルや神殿を別途借りる費用を抑えたいなら、「宴内人前式」を検討してみましょう。
宴内人前式とは、会食を行う会場内でそのまま挙式を行うスタイルのことです。
これにより、挙式会場の使用料や移動にかかる費用、時間などを節約できます。親族に見守られながら、お二人らしい誓いの言葉を交わすことができ、アットホームで一体感のある雰囲気が生まれます。形式にとらわれず、大切な人たちに見守られながら誓いを立てたいというお二人にぴったりの方法です。
費用を抑えつつ、心温まる挙式を実現できるのでおすすめです。
家族・親族だけの親族婚だからできる素敵な演出

家族や親族だけの結婚式だからこそ、型にはまらない自由な発想で、2人らしい素敵な演出が叶います。少人数ならではの温かさや親密さを活かして、忘れられない一日を企画しましょう。
ナイトウェディングを利用してみる
夜の時間帯に結婚式を行うナイトウェディングは、幻想的な雰囲気が魅力です。
キャンドルやイルミネーションの光に包まれ、昼間とは異なるロマンチックな空間を演出できます。
特に親族だけの親族婚なら、落ち着いた大人の結婚式として、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。
また、会場によっては昼間よりも費用を抑えられる場合もあるため、安く結婚式を挙げたい方にもおすすめです。
季節感のあるさりげない演出に気をつかう
親族だけの結婚式では、大がかりな演出よりも、季節の移ろいを感じさせるさりげない演出が心に響きます。
例えば、会場装花に旬の花を取り入れたり、料理に旬の食材をふんだんに使ったりするのも良いでしょう。
招待状や席次表に季節のモチーフをあしらったり、BGMで季節感を表現したりするのもおすすめです。細やかなさりげない心遣いは、親族の皆様に感謝の気持ちが伝わり、より温かい親族婚となるでしょう。
結婚式場の場所やロケーションにこだわる
親族だけの結婚式は、招待人数が少ない分、会場選びの選択肢が広がります。
大人数では難しいような、景色の良いレストランや一軒家、自然豊かなガーデンなど、特別な思い出に残るロケーションを選ぶことが可能です。
例えば、海が見えるチャペルや、歴史ある建造物、都心にいながら緑を感じられる場所など、お二人の理想とするアットホームな雰囲気に合った場所を探してみましょう。
絶景を背景にした親族婚は、写真映えも抜群で、記憶に残る一日となるはずです。
オフシーズンのリゾート婚もあり
リゾート婚と聞くと費用が高いイメージがあるかもしれませんが、親族だけの結婚式なら、オフシーズンを狙うことで費用を抑えることが可能です。
例えば、沖縄や軽井沢など人気のエリアでも、夏のハイシーズンを避けた時期を選べば、旅費や宿泊費、会場費が安くなる傾向にあります。
親族とゆっくりとゆったりとした時間を過ごし、結婚式だけでなく、家族旅行を兼ねた親族婚として、忘れられない思い出を作ることができます。
節約婚でもチープに見せない3つのポイント

親族だけの結婚式だからこそ、ゲストへのおもてなしの質は特に重要になります。
費用を抑えつつも、ゲストに「安っぽい」と感じさせないための大切なポイントを3つご紹介します。
①親族婚は料理はケチらない
家族や親族だけの結婚式では、お食事の時間が中心となるケースが多いです。
美味しい料理は、ゲストへの感謝の気持ちを伝える一番の手段と言えるでしょう。料理の質が低いと、せっかくの結婚式が「ケチった」という印象を与えかねません。
品数を減らしても、一つ一つの料理の質にこだわり、見た目にも美しいコースを選ぶことが大切です。
地元の旬の食材を取り入れたり、シェフと相談してオリジナルメニューを考えるのも良い方法ですね。飲み物も、ゲストが満足できる種類と質を確保しましょう。
②引き出物はそれなりのモノを
引き出物もまた、ゲストへの感謝の気持ちを形にする大切なアイテムです。
安価なものを選んでしまうと、ゲストに「残念な気持ち」を与えてしまう可能性があります。
金額よりも、ゲストが本当に喜んでくれるものを選ぶことが重要です。
例えば、カタログギフトであれば、ゲスト自身が好きなものを選べるため、失敗がありません。
また、新郎新婦の出身地の特産品や、二人の思い出の品に関連するギフトを選ぶことで、オリジナリティあふれる素敵な引き出物になります。後日配送する場合は、丁寧なメッセージを添えるなど、細やかな配慮を忘れないようにしましょう。
③色直しはやめて1点集中で良い衣装を
結婚式の費用の中でも、衣装代は大きな割合を占めます。色直しを何度も行うと、その分衣装代だけでなく、着付けやヘアメイクの費用もかさんでしまいます。
親族婚であれば、無理に色直しをする必要はありません。むしろ、一着のウェディングドレスや和装に予算を集中させ、質の良いものを選ぶことをおすすめします。
上質な衣装は、写真映えもしますし、ゲストにも「素敵な花嫁(花婿)さん」という印象を与えます。アクセサリーやブーケ、ヘアスタイルを変えるだけでも、十分に雰囲気を変えることができますよ。
限られた予算の中で、最大限に自分を輝かせる選択をしましょう。
まとめ:家族・親族だけの結婚式を安くする裏技について

親族だけの結婚式は、費用を抑えながらも、忘れられない一日を創り出せる可能性を秘めています。
本記事では、人気のシーズンを避けたり、割引を活用したり、持ち込みや手作りを取り入れたりする「親族婚」ならではの「安く」する裏ワザをたくさんご紹介しました。少人数だからこそ、こうした工夫がしやすいのが大きなメリットです。
しかし、「安く」するだけでは、ゲストである大切なご親族に物足りなさを感じさせてしまうかもしれません。だからこそ、料理や引き出物、そして新婦様の衣装といった「おもてなし」の要となる部分には、ぜひ惜しみなくこだわりを持ってください。ここを妥協しないことが、「節約婚」でも「チープに見えない」印象的な「結婚式」にする秘訣です。
親族だけの「結婚式」は、大規模な披露宴とは異なり、形式にとらわれず、本当に大切な家族との絆を深める時間に集中できます。
費用を抑えつつも、感謝の気持ちを丁寧に伝えることで、心温まる「思い出」を創ることができます。ぜひ、この記事でご紹介したヒントを参考に、お二人らしい、そしてご親族の皆様にとっても「印象的」な「親族婚」を実現してくださいね。